介護職に興味がある人や再就職を考えている人は、介護業界にもある程度詳しいでしょう。しかし、まだ介護業界に属していない、あるいは離れて長い人は、今の介護職の世界を想像するのは難しいと思います。
介護職と一言で言っても、その仕事内容にはいくつかの種類があります。
主に、食事、入浴、排泄、移動の介助となりますが、様々なレクリエーションを行うことも業務の一部です。
これらの仕事は、業務量的にも体力的にも辛いものが多いですが、昨今では介護業界もIT化が進んでいます。
施設にWi-Fiを導入する、タブレットやスマートフォン、インカムの活用、書類の電子化などで、様々な効率化が図られています。
まだまだ導入途中ではありますが、ICTを活用する今の介護業界は、昔のイメージとは少し違う部分もあるでしょう。
しかし、介護業界の魅力ややりがいは変わりません。
大きなやりがいの一つは、お客様からの感謝の言葉です。
どれだけ時間が経っても、介護職が人を助ける仕事であることは変わりません。
「ありがとう」の一言でやりがいを感じる介護職の方は多いです。
また、高齢者の方々との触れ合いによって、興味深い話を聞くことができ、自分の価値観や人生を変えるような出会いがあるかもしれません。
他の仕事と比較すると、介護職はキャリアアップをしやすい環境です。
難易度の低い資格を取ることから段々とステップアップすることで、無資格からでも一定のキャリアを築くことができます。
このように、介護職の変化する部分と変わらない魅力をしっかり把握し、検討の材料にしてみましょう。